プログラムの特徴
I. プログラム委員会
ワーキンググループ(WG)を関西ヘルニア研究会世話人の有志で結成し、まず、上級演題ならびに一般演題の項目の決定を行いました。
II. 上級演題の決定
上級演題について、各項目に対しWGで選任したマネージャーが、テーマ(タイトル)の決定、そして、そのテーマがシンポジウム(始末)、パネルディスカッション(算用)、ワークショップ(才覚)のどの枠組みに相当するかを決定しました。さらに、その主題の意図・内容について理解を得るため、自験例の解析や文献からの考察を交えた抄録を作成し、これを演題募集の際に公開しました。
指定発表者は、各マネージャーとWGで決定しました。
III. 応募演題の査読(特に応募演題から上級演題への繰り上げについて)
査読は、司会もしくはマネージャーの2名で行いました。(応募者の氏名、所属施設は非公表)
査読作業においては、評価基準*を設け、① 期待度② 話題性③ データ信憑性の 3項目に重点を置いて評価し、評価点数のみを提出することとしました。
評価基準*
- ①期待度(5点満点)
ディスカッションが盛り上がりそうだったら 5点、興味がそそられないなら 0 点 - ②話題性(5点満点)
最新のトピックだったら 5点、ありきたりで議論しつくされたものなら 0点 - ③データ信憑性(5点 x 2 = 10 点満点)
5 点:RCTなど前向き試験
4 点:後ろ向き比較
3 点:ケースシリーズ 数十例
2 点:ケースシリーズ 9例以下
1 点:1例報告
0 点:データなし、または信憑性なし
上級演題への繰り上げの決定は、査読者から提出された合計点数のみで決定しました。ただし、2名の評価の差が5点以上の演題は、合計点数に関わらず不採用としました。
IV. 上級演題の進行
マネージャー(もしくは司会)による基調発言で開始し、演題発表と質疑、もしくはディスカッションの後に、すべての主題で特別発言を求め、各主題について総括します。
V. サージカルフォーラム
上級演題に採用された以外の応募演題の中から、期待度、話題性、データ信憑性の観点から注目度が高いと判断したテーマについて、サージカルフォーラムを構成しました。
第21回学術集会プログラム委員会
- 委員長 大西 直
- 西宮市立中央病院
- 顧問 植野 望
- 大阪府済生会吹田病院
ワーキンググループ
- 井出 義人
- JCHO大阪病院
- 久下 博之
- 奈良県立医科大学
- 坂本 一喜
- なんば坂本外科クリニック
- 谷田 司
- 市立東大阪医療センター
- 成田 匡大
- 京都医療センター
- 新田 勝敏
- 城山病院
- 平川 俊基
- 住友病院
- 吉岡 慎一
- 八尾市立病院
- 若杉 正樹
- 茨城県立中央病院
上級演題主題マネージャー
- 井谷 史嗣
- 広島市民病院
- 川村 英伸
- 岩手県立宮古病院
- 川原田 陽
- KKR斗南病院
- 嶋田 元
- 聖路加国際病院
- 田中 穣
- 済生会松阪総合病院
- 長江 逸郎
- 東京医科大学
- 中川 基人
- 平塚市民病院
- 中田 健
- 市立東大阪医療センター
- 三澤 健之
- 帝京大学
- 横山 隆秀
- 信州上田医療センター